シュヴァル・ブラン 初の都市型ホテル
フランスのラグジュアリーブランド、ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー(LVMH)のホテル、シュヴァル・ブラン。シュヴァル・ブラン(白馬)の名前は、ボルドー右岸の銘醸地サン テミリオンで作られるワイン、シャトー・シュヴァル・ブランに由来する。
シュヴァル・ブランは2006年に初めてオープンしたクールシュヴェル(フレンチアルプス)から、ランデリ(モルディヴ)、セントバーツ(カリブ海)、サントロペ(フランス)とリゾート地にラグジュアリーホテルを展開してきたが、初の都市型ホテルとしてシュヴァル・ブラン パリが満を持して2021年に開業した。
19世紀のパリ、華やかな時代の再生
セーヌ川沿いに建つシュヴァル・ブラン パリはフランス政府により歴史的建造物に指定されている美しいアール・デコの建物で1928年、建築家アンリ・ソヴァージュの設計により高級デパート、ラ・サマリテーヌとして建てられた。
最新の流行が集まり一斉を風靡したラ・サマリテーヌであったが休眠の時を迎え、その後、LVMH と建築家ピーター・マリノとエドゥアール・フランソワによってシュヴァル・ブラン パリとして生まれ変わった。
パリジャンスタイル
3階から7階部分を占める客室は全72室。
72室すべてがセーヌ川ビューというパリにいることを実感するロケーション。
スイートルームには「スイート・エッフェル」、「スイート・ノートルダム」、「スイート・セーヌ」とパリを象徴する名前が付けられているように、パリの名所の景色を部屋から好きな時間にゆっくりと眺めることができる。
大きな窓から光が差し込むオフホワイトとベージュを基調にした落ち着いた客室はセーヌ川の流れのように
ゆったりと時が流れ、光の都市パリに相応しい雰囲気に包まれている。
客室のアメニティは、クリスチャン・ディオール専属の調香師フランソワ・ドマシーがホテルのために特別に手がけたもの。
シュヴァル・ブラン パリの香りの思い出も記憶に刻んでほしいという思いが込められている。
シャンプー、バスジェルのパッケージと固形石鹸は、シュヴァル・ブラン パリのアール・デコの建物を模した形で、
ゲストが手に取る一つ一つのものにパリのエスプリを感じる。
地下には「Dior Spa Cheval Blanc Paris (ディオール スパ シュヴァル・ブラン・パリ)」があり、ディオールのトリートメントで体をほぐすことができる。
レストランはオープンしてわずか半年後にミシュラン3つ星を獲得したシェフ アルノー・ドンケルが率いる
「Plénitude (プレニチュード)」をはじめ、朝食やカフェを楽しむ「Limbar(リンバー)」と、
8階には、ガーデンテラスを完備した「Le Tout-Paris (ル トゥ パリ)」とフランス初のイタリアンシーフードレストラン「Langosteria (ランゴステリア)」がある。
シュヴァル・ブラン パリは、フランスの美と美食、パリジャンスタイルを存分に体験できる贅沢な滞在を提供するホテルだ。
《「Plénitude (プレニチュード)」シェフ アルノー・ドンケルのクリエイティヴな料理をお楽しみに》