手付かずの自然、世界ナンバーワンのリゾート
バリ島から東に400km, インドネシアの首都デンパサールから国内線で1時間のニヒワツ島。
この島の西部に位置するニヒスンバは、567ha、東京ドーム50個がすっぽり収まる広大な敷地に独立した28のヴィラが点在、その他10のゲストルームがある。
すべてのヴィラにプライベートプールが付き、全室がオーシャンヴューという贅沢な作りに加え、バトラーサービスに定評があり2016年、2017年と2年連続でアメリアの権威ある旅行誌「トラベル&レジャー」にてベストホテル・オブ・ザ・ワールドに輝いた名実共にナンバーワンのリゾートである。
ある夫婦の情熱と社会貢献
1988年、ニヒ・スンバはサーファーのクロード、ペトラ・グレーブ夫妻の情熱によりスタートした。夫妻がサーフィンに相応しい波を求めて世界をリサーチしていたときにニヒワツ島を発見。この島は20世紀初頭まで外部と接触がなく豊かな自然が残されていた。夫妻はヴィラの建設と共にニヒ財団を設立。スタッフはすべて地元の人々を採用し、長年の懸念であったマラリア予防のための病院と学校を作り衛生面と教育面で島に多くの貢献をした。現在はトリバーチの会長、クリス・トリバーチ氏が夫妻の意志を継ぎ、ロングスパンでのサスティナブルを実践している。ニヒ・スンバに滞在することで島に貢献するという仕組みが環境への意識が高いラグジュアリー・トラベラーの注目を集め、同時に世界のリゾートのモデルとなっている。
ニヒ・スンバではユニークな体験も人気。例えばスパを受ける場合、スパのあるコテージまで半日かけてウオーキング。島の大自然を体感した後の心地よい疲労感をスパで癒したり、併設されているチョコレート工房でチョコレート作りを楽しんだり。
海岸を走る馬を眺めることができるのは大きな馬舎を擁するニヒ・スンバならではの体験。
いうまでもなくサーファーにとって一度は訪れるべきデスティネーションである。