ゲスト専用の郵便番号
A Sense of Place®を理念として全世界にラグジュアリーホテル、リゾート、レジデンスを展開するローズウッド ホテルズ&リゾーツ®にとってイギリス初となる
ローズウッド ロンドンは2013年10月、ロンドンのコヴェントガーデンから延びるハイ ホルボーン通りにオープンした。
イギリスの第二級指定建築物に指定されているエドワード王朝様式の建物が建てられたのは1914年。
それから1960年まで少しずつ増築されていった巨大な建造物で1984年まで保険会社の本社として使われていた。
歴史的な建物をローズウッド ロンドンとして息を吹き込んだのは、ニューヨークを拠点に世界のラグジュアリーホテルを手がけるトニー・チー(Tony Chi)。彼のセンスが光るローズウッド ロンドンは、オープンして間もなくヨーロピアンホテル デザイン アワードを受賞している。
ホテル内には約8,000個のローズ ブロンズを使って作られたローズブロンズギャラリー(Rose Bronze Gallery)があるが、これは「ローズウッド」という名前へのリスペクト。デザインセンスのみならず、オーナーの気持ちを尊重するトニー・チーの人柄が窺える。
建物は四つのブロックからなり、スイートルーム44室を含む客室総数262室、11のイベントスペースを擁する大きなホテルに仕上がった。
グランドマナーハウス ウィングにあるスイートルームは専用の出入り口とエレベーターを完備、他のゲストに出会うことなく独立した動線を取ることが可能。さらにこの部分は、ホテル本体とは住所が異なり独自の郵便番号が登録されているほど。ローズウッドロンドンに自分のアドレスを持つ、つまり暮らすようにホテルに泊まることが可能になるのだ。
ユニークなガストロノミー エクスペリエンス
ブリテッシュスタイルのビストロ「ホルボーン ダイニング」をはじめ、イギリスのアイコニックな食べ物、パイに特化したその名も「パイルーム」、アフタヌーンティーは「ミラールーム」と三つのダイニングスペースがある。2023年5月現在、エグゼクティヴ ペストリー シェフ マーク・パーキンズはイギリスが産んだ現代アートの巨匠デイヴィッド・ホックニーの作品から着想を得たアフタヌーンティーを提供している。
ローズウッドロンドンの人気の一つが「スカーフ バー」イラストレーター ジェラルド・スカーフの名が付けられたスカーフ バーには彼の作品と1,000冊のアンティーク書籍がデコレーションされた現在、過去、未来を行き来するような魅惑的な空間になっている。スカーフバーは、2021年世界の500のバーから31位に選出されるなど、スカーフ バーを目当てにホテルを訪れるゲストも多い。

パイ ルーム

ローズウッド ロンドンは歴史的建造物
ローズウッドが展開するホテル