シャンパーニュ パイパー・エドシック「エッセンシエル　ブラン・ド・ノワール」が新登場。

日本での発売は2023年9月4日(月)から。

 

王妃に相応しいシャンパーニュを作るという大きな志を掲げて1785年ランスに創業したパイパー・エドシック。
創業時からメゾンに伝わる大胆なチャレンジ精神は時々のシェフ・ド・カーヴたちに継承されてきた。

1990年代、当時は注目されていなかったシャンパーニュ地方南部コート・デ・バールのピノ・ノワールを採用(現在は多くのメゾンが同地方のピノ・ノワールを使用)、ルビーのような色調の「ロゼ・ソヴァージュ」でロゼの固定概念を覆し(現在はエミリアン・ブティヤ氏がモダンにアップデート、淡い色調となっている)。

そして氷を入れて楽しむ「パイパー・リビエラ」(日本未発売)で夏のバカンスをグラマラスに彩り、ノン・ヴィンテージながら４年間の熟成期間のエクストラ・ブリュット「エッセンシエル」でノン・ヴィンテージのクオリティを昇華させている。

さらに2021年には50年間の熟成を経た「オール・セリィ1971」を、翌2022年に「オール・セリィ1982」をローンチ。

自由な発想のもとで作られるシャンパーニュに世界が注目し、その味わいはプロフェッショナルや愛好家を魅了する。

毎年ロンドンで開催される世界的権威を有するワイン・コンペティション「インターナショナル・ワイン・チャレンジ (IWC)」において今世紀、歴代のシェフ・ド・カーヴが「スパークリングワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」を最多受賞。現在のシェフ・ド・カーヴ、エミリアン・ブティヤ氏も2021年と2023年に同賞を受賞していることがパイパー・エドシックの確かな品質を証明している。

 

そのエミリアン・ブティヤ氏が2018年に着任以来、初めて一から手がけた記念すべき「エッセンシエル ブラン・ド・ノワール」が2023年、新たにパイパー・エドシックのポートフォリオに加わった。
「ブリュット」、「エッセンシエル」におよそ80パーセントの黒ブドウを使うパイパー・エドシックの中核をなす黒ブドウへのトリビュートにモダニティを感じるキュヴェだ。

一般にブラン・ド・ノワールは重厚感を感じるが、「エッセンシエル ブラン・ド・ノワール」は柑橘系やベリー系の果実、ミントや月桂樹のアロマが複雑に絡み合い、塩味、ミネラル、フレッシュさを存分に感じる。ブラン・ド・ノワールと知らずに口に含むと、シャルドネを使っているのかと錯覚するようにブラン・ド・ノワールのイメージが一変し、飲む人を驚かせる。

また、このキュヴェはサステナブルなアプローチで作られていることにも注目したい。
使われている2019年に収穫されたピノ・ノワール、ムニエ、すべてがVDC認証(Viticulture Durable en Champagneシャンパーニュ地方独自のサステナブル認証)済みの畑のものだ。

パイパー・エドシックが所有する畑はすでに、このVDC認証と、HEV (High Environmental Valuesフランス農水省公認による環境価値重視）の二つの認証を受けているが、メゾンは2025年までに契約農家の全ての畑のVDC, HEVの認証取得というゴールを設定している。厳しい基準をクリアしなければならない大きなチャレンジにエミリアン・ブティヤ氏が率先して取り組んでいる。2022年には同グループのレア・シャンパーニュ、シャルル・エドシックと共に社会や環境に配慮した事業活動において一定の基準を満たした企業に与えられる世界的認証制度B Corporation(B Corp)認証をシャンパーニュメゾンとして初めて取得していることも高く評価されている。
シャンパーニュ作りと環境への配慮において先陣を切るパイパー・エトシックとエミリアン・ブティヤ氏の聡明な創造性に期待したい。

 

パイパー・エドシック 「エッセンシエル ブラン・ド・ノワール」
2023年9月4日(月) 販売開始
ピノ・ノワール 80%, ムニエ20% (全てVDC認証のクリュのブドウ)
ドザージュ　エクストラ・ブリュット(5g /ℓ)　/ アルコール度数　12%
希望小売価格 9,200円 (税抜)

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