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シャンパーニュChampagne

レア・シャンパーニュに12番目のヴィンテージ 「レア 2008」が登場 キーワードは「無限」

1976年のファーストヴィンテージから45年、これまで作られたのは僅か11のヴィンテージというレア・シャンパーニュ。今年、12番目のヴィンテージとなる「レア 2008」が誕生した。

 

 

レア2008お披露目は6月上旬、パリの名門ギャラリー、フォーブル・サントノーレ通りにあるギャルリー・アヴリーヌにて行われた。

昨年2020年はフランスのアール・ド・ヴィーヴルに欠かすことのできないセーヴル陶磁器の製造所、国立セーヴル陶磁器製作所が創設されて280年、またフランス料理「食の伝統」がユネスコの世界無形文化遺産に登録されて10周年という二つのアニバーサリーイヤー。その二つを記念してギャラリー・アヴリーヌにて’Les Petits Plats dans les Grands’という展覧会が今年6月上旬まで開催された。展覧会では15世紀から19世紀のセーヴル陶磁器と共に現代のプロダクトデザイナーによるモダンなテーブルウエアを展示。ギャラリーが所有する18世紀に作られた家具類と見事に調和、古いものと新しいものが作り出した豪華な空間となった。指揮を執ったのはギヤラリーオーナー兼ディレクターであり、サザビーズやクリスティーズでの展覧会をキュレーションし大成功を収めたアンティークの専門家マレラ・ロッシさんとヨーロッパ陶磁器の第一人者カミーユ・ルプランス氏。両名がこの展覧会のパートナーに相応しいと選んだシャンパーニュがレア2008なのだ。

 

credit Anthony Dorfmann

 長期熟成、緻密で正確なスタイルに無限の可能性を秘めたレア2008を最高醸造責任者レジス・カミュ氏は「無限」と名付けた。一つ前のヴィンテージ、「太陽の恵み」と称されるレア2006と比較すると、厳しい暑さの夏だった2006年、暖冬で涼しい夏だった2008年と気候条件はまったく反対のものであったが、活き活きとした、繊細さ、正確さ、長い余韻といった多面的な要素を併せ持ち、シャルドネ70%、ピノ・ノワール30%のブレンド比率というレアのスタイルは共通している。

 

レア2008のファーストノートは春の野に咲く花、洋梨、ココナッツ、生のアーモンド、マンダリンオレンジと様々。そして次の段階でリコリスやミネラル、ヨードのニュアンスへと変化し、口の中ではカットしたパイナップルや洋梨、ココナッツ、エギゾチックな果実と柚子のようなミネラル感がバランスを保ち、最後にわずかな塩味と永遠に続くような余韻が続く。

すでにワイン・スペクテイター2020 (97/100)、ワイン・エンスージアスト2021 (96/100)シャンパーニュ&スパークリングワイン・ワールド・チャンピオンシップ2020 (ゴールド)などの権威あるワインガイド誌やコンクールで高い評価を得ている。

 

 

美食外交でエリゼ宮のテーブルという舞台を支えるセーヴル陶磁器の280年の歴史を美しく彩るレア・シャンパーニュ2008。そして2008年はレア・ロゼも作られた、レア・シャンパーニュにとってもレアで歴史的なヴィンテージである。

credit Anthony Dorfmann

 

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日本リカー株式会社

レア・シャンパーニュ 「レア 2008」は20201年9月日本発売予定

 

text by Harumi KONO

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