ブルガリ ホテルズ & リゾーツは、ミラノ、ロンドン、パリ、ドバイ、北京、上海、バリ、そして2023年4月4日にオープンしたばかりの「ブルガリ ホテル 東京」に続く9番目の宝石となる「ブルガリ ホテル ローマ」を2023年6月9日にオープンする。ブランド創業の地ローマでのホテル開業はブルガリにとって格別の出来事となる。
ホテルのアドレスは アウグスト・インペラトーレ広場10番地。
ローマの中心地、スペイン階段、コルソ通り、バブイーノ通り、コンドッティ通りにあるブルガリのブティックから至近距離という絶好のロケーション。
このアウグスト・インペラトーレ広場は、初代ローマ皇帝アウグストゥスによって建てられた「アウグストゥスの霊廟」と、彼の時勢にもたらされた平和を祝うモニュメント「マラ・パチス祭壇」があり、ローマでも古い歴史を有する神聖な広場。このアウグストゥス皇帝に所縁のある二つの建物の向かいに位置する「ブルガリ ホテル ローマ」の建物は1936年から1938年にかけて建設された歴史的建造物でフレスコ画、モザイク画、彫刻の装飾が施され、一部に「皇帝アウグストゥスの魂が宿る地」と刻まれている。
アウグストゥス皇帝へのオマージュ、ブルガリジュエリーのタイムレスな美しさにインスパイアされた「ブルガリ ホテル ローマ」は世界のブルガリ ホテルを手がけるイタリアの建築設計事務所ACPV アーキテクツ アントニオ・チッテリオ・パトリシア・ヴィールが建築プロジェクトとインテリアデザインの両方を担当。
白、黄、赤、緑の4つのカラーで装飾された114室の客室からは、アウグスト・インペラトーレ広場やクラシカルなローマの魅力を持つフレッツァ通りなど眺望も抜群。
300㎡という広さを誇る「ブルガリ スイート」は2階にあり、目の前にアウグストゥスの霊廟を望む。高級家具、ベネチアのテキスタイルやムラーノグラス、白大理石といったイタリアが誇る高級素材がふんだんに用いられたブルガリのラグジュアリーの真骨頂とも言えるスイートルームである。
5階にある「イル・リストランテ ニコ・ロミート」と「ブルガリ バー」は美味しい食事と共に息を呑むほど美しい永遠の都ローマの眺望も楽しむことができる。さらにルーフトップテラス「ラ・テラッツァ」はカバナもあり、サンデッキ、アペリティーボのラウンジとして1日を通して明るい太陽の下のんびりくつろぐのにぴったりな場所。
地上階にはイタリア初の「ブルガリドルチ ブティック」もオープン。「ロビーラウンジ」ではイタリアン・アフタヌーンティーを、「イル・カフェ」ではカジュアルにコーヒーや食事を味わって。
ブルガリ ホテル ローマのユニークな設備として注目したいのがローマのアート、歴史、建築に関する貴重な蔵書が収められている図書館だ。この図書館は宿泊のゲストはもちろん、予約をすればビジターも利用可能という嬉しいサービス。
ブルガリがなぜ創業の地ローマで最初にブルガリ ホテルを作らなかったのかと疑問に思うかもしれない。その理由は、ブルガリ ホテルズ & リゾーツは、例えばロンドンのナイツブリッジ、パリのジョルジュ・サンク、東京の八重洲というように、その都市の中で最もブルガリに相応しく由緒正しい歴史を有する格式高い場所を厳しく選定しているからだ。ロケーションの選定から始まるホテル作りは、美を創造するブルガリのクラフツマンシップに相通じるものなのだ。
ブルガリの美の殿堂「ブルガリ ホテル ローマ」でローマの歴史と創業者ソティリオ・ブルガリの情熱を感じてみたい。
Bulgari Hotel Rome
Piazza Augusto Imperatore, 10, Rome, Italy
